きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「見えないほどの遠くの空を」榎本憲男 (小学館文庫)
綺麗な作品ではあったけれども。
自分的な読み時というか、「旬」を逃した作品だったなぁ、というのが第一声。
彼らと同世代の時に読んだのであれば、いろいろ刺さったのかもしれない。
揺らいで迷ってぐるぐるして。
自分の在り様を懸命に模索していた時。
もちろん今でも立ち止まって悩むことはあっても、
あの時みたいな自分の居場所探しをする感性は、たぶんもう、持ち合わせてはいない。
これまで積み重ねてきた時間があってこその今だと思っているから。
「ここに在る」ことに対する揺らぎはなく、地に足はついている。
多分ね。
これで榎本さん作品はコンプ。
うん。
やっぱり『真行寺シリーズ』が好き。
必然的に『DASPAシリーズ』も大歓迎。
ついでに黒木の話もよろしく!←誰に言ってる?(笑)
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