きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「貯金兄弟」竹内 謙礼、青木寿幸 (PHP文庫)
これ、カテゴライズ的には何に当てはまるのかしら?
小説だと思って読み始めたけど、なんか違う感が最後まで拭えず、
貯金や生保やローンの手引きを読んでいるような気分で読了。
兄と弟の金銭感覚が両極すぎて、全く相入れなかったのも
作品世界に入り込めなかった所以かな?
とはいえ。
「小説」としてではなく、「手引書」としてなら
上記のことがとても分かりやすく描かれていて、お勉強になると思います。
お金の感覚は人それぞれ。
私が以前お世話になったFPの先生の
「老後資金は大事。でも、パンの耳生活を送ってまでお金を貯める必要はない」
という言葉が私の胸には刻まれています。
ま、だから何事も計画的に!ということなんですけど。
途中から、この生い立ち、この職業、この設定でBL書いたら
おもしろいんじゃない!と横道に逸れた時点で、私、アウトでした。(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
大卒で広告代理店に勤める浪費家の兄と高卒で消防士になった節約家の弟。幼くして母を亡くしたため、互いに助け合う仲のいい兄弟だったが、人生設計も金銭感覚も正反対。さらに、ある事件をきっかけに、兄は弟に嫉妬と憎悪を募らせていき…。両極端の2人にみるお金との賢いつきあい方とは?貯金からカードローン、住宅ローン、保険、老後資金までがわかるマネー戦略ノベル。
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