きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「赤い砂」伊岡瞬 (文春文庫)
感染したら死を免れない未知なるウイルスは怖い。
とても怖い。
それ以上に不快で気持ち悪いのは人間の悪意。
更に。
都合の悪いことには蓋をしてなかったことにしようとした警察。
たった一人の刑事が彼らの死を不審に思い、身体を張って声をあげなければ、
真実が明るみに出ることはなかった。
それも怖い。
表紙がとてもインパクトがあって、手に取るのを一瞬躊躇したんだけど、
内容は一人の刑事が闇に葬られかけた事件の真相解明のために孤軍奮闘する物語だった。
奇を衒わない愚直な正面突破。その泥臭さ、嫌いじゃない。
結果的にその行為が真実をこじ開けた。
その代償は…→
ウイルスとは?ワクチンとは?
説明に専門的な方向に振り切れがちな事柄を、
とてもわかりやすく書かれていて、改めて勉強になった。
日本で標高が一番、二番、三番目に高い山が一度に見渡せる丘……三峰の丘。
行ってみたーい!いや、行くなら一番高い山、富士山でしょ!(五合目まで・車で)
と、自分につっこんでみました。
新潟まで出張に行ったついでに、車を飛ばして富士山に登ってきたウチのボスの行動力、半端ないと思った昨年の出来事。
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