きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「逆説の日本史4 中世鳴動編」井沢元彦(小学館文庫)
平安時代中期から末期まで。
清和源氏の由来が知れたのが、個人的には一番の収穫。
お勉強になりました。
そして、院政時代のカオスっぷりに唖然。
根深い言霊信仰の記述には
納得させられる部分が多すぎて唸ってしまう。
遺言書作ろうかな?
でも死ぬこと想定して本当に死んじゃったらヤだからやめとこ。
で、遺言のないままの急逝。
個人はそれでもいいけど、国家はそうはいかない。
武士の台頭に起因する、穢れ思想からの軍事力の忌避。
現代に至るまで日本が他国に侵略されなかったことの僥倖に胸をなで下ろす。
と同時に提示されている問題に一抹の不安。
私の中で清和源氏と言えば高河ゆんの『源氏』。
完結してくれたら嬉しさで泣ける自信がある。
■行った場所:厳島神社
■行きたい場所:神田明神/将門塚
■とりあえずメモ:『源氏物語』紫式部/『あさきゆめみし』は既読。『源氏物語』を小説で読みきる根性は多分ないけど、武田氏曰くのa系(本書内にて説明)を通す読み方にはとても興味がある。
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