きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「霧のむこうのふしぎな町 (新装版)」柏葉幸子 (講談社青い鳥文庫)
何とも微笑ましいひと夏の体験。
心あたたまる出来事を彼女は繰り返し思い出し、大人になっていく。
年を経るごとにその出来事の詳細はぼんやりと霞んでしまったとしても、
楽しかったことはずっとずっと心に残っていくんだろうなぁ、と思える読後。
僅かな滞在期間の間に、はたらくことを通じてふしぎな町の住人たちから
様々なことを学んだリナ。
と同時に、彼等もリナから与えてもらったものがたくさんあったのだろう。
滞在を終え、自宅へと帰るリナへ町の人たちが託した贈り物が本当にやさしい。
口の悪いオウムからのプレゼントになんかホロッとしてしまった。
お友だちからのお勧め本。
未読の作品だったので、下の姪っ子ちゃんに渡す前にまず自分が楽しく読了。
誰にプレゼントをするにしても、自分が読んで面白いと思った本をあげたい派。
なので未読の児童書に関してはいちいち古本で買って
読んで面白かったら新品を買って渡してと非効率的なことをやっていました。
一般書はお勧めしたい作品が膨大にあるので、色々渡せるよ!とはりきっていたのですが。
上の姪っ子ちゃんは最近はもっぱら読書時間よりスマホ時間。
まぁ、仕方ないんだろうけどね。
このまま読書離れはしてほしくないなーと密かに思うのでありました。
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