きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「塔の下」五條瑛
訳あって裏社会に流れてきた鏑木たちと、生粋のヤクザである白樺たち。
そしてはみ出し者の警官たち。
塔の下。
そこは彼等の暮らす場所。
そこにどんな建物が建っても、彼らの生活は変わらない。
ヤクザ者たちにとって筋は通さないといけないし、裏切りは許されない。
そんな世界にいるのに、どうしてバレたら命が飛ぶようなことに手を出すんだろうね。
命あってのお金だろうに。
今回も鏑木が事件の真相を探っていく。
今作から登場した三又さんがめっちゃかっこよくって。
もっと彼らの日常を垣間見たいなーと思うんだけど。
この巻で終了は残念。
『天神のとなり』を読むより先に『塔の下』を先に読んでしまった初読時。
オッサンの部屋に入ってくるなり「シャワー借りていい?」と言い、
オッサンの服を着てきた青年に、ちょっとこの二人どう言う関係!?と
浮かれ気味に動揺したことを思い出してみました。
前作から読んでふたりの関係性を分かったうえで読んでいくと、
別にどうってことないシーンなんだけどね。
スカイツリーはまだ見たことがないので、いつか行ってみたいな。
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