きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「すべての美しい馬」コ―マック・マッカーシー (ハヤカワepi文庫)
再読ながら、齢16歳の少年が、こんなふうに生きられるのかと。
その生き様に、あの過酷な状況を生き抜けたことに圧倒される。
けれども。
北畠顕家が駆け抜けた人生も20年。(『破軍の星』参照)
年齢じゃないんだよね。
例え、運命に翻弄されようとも、
何を抱え、何を捨て、何を貫いて生きるのか。
それらは自らの意思で選択することが出来る。
だから、彼の生き様が胸に刺さる。
馬と友と。信頼と正義と。
自らの信念を潔いほどまっすぐに貫きとおした少年は、
いつしか一人の男として乾いた大地を踏みしめる。
再び故郷をあとにするために。
『国境三部作』の未読の二作を読むにあたって、一作目を再読。
読むのは六年ぶり。
初読の時よりも彼らとの距離がぐっと近づいた気がするのは、
再読だからなのか、その間の私の成長なのか。
読むべき時が来たから、読む気になったんだろうなぁ。
と、メッチャ楽しみだったのに!
あとがきーー!
そう。私が後書きを好んで読みたくない理由は、時に続刊のネタバレや結末を示唆するような
内容を書く人がいるから。
記憶リセット!
【ガーディアン必読 再読/1000冊】
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