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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「カラマーゾフの兄弟〈下〉」ドストエフスキー (新潮文庫)



感情と想像と印象とで展開された感じの否めない裁判。
圧倒されるよりも、え?それでいいの?という戸惑いが先に立ってしまった。
もう少しメンタルが強いかと思っていたイワンが
スメルジャコフとの対話の後に壊れてしまい、
アリョーシャはドミートリィは無実だと言いつつ、
裁判の結果を受け入れる。
そして、口は災いの元、と教えてあげたいドミートリィ。
もうちょっと上手く立ち回れればよかったのに、と思うけど、
だったらこんなことになってないわね。
俺俺インパクトの強すぎる人たちがテンコ盛りな作品。
描き分けた著者が凄すぎる。


「カラマーゾフ万歳」で終幕したことに対しては
「ちょっと待ったぁ!」と異議申し立てをしたい私。
え?色々気になることあるんですけどー!
上中下。1750項を読んできても、続編が気になる!と思わせる超大作。
でもとりあえずはおなかいっぱい。
【ガーディアン必読 72-3/1000】







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