きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ダーウィンの警告(上)」 (シグマフォースシリーズ9)ロリンズ(竹書房)
専門的な領域の話でも、
分かった気になって読めてしまうところがこの作品の凄いところだと思う。
今回は人類を絶滅するに足る威力を持った謎の物質の流出から事件がはじまる。
同じ時刻にビキニ姿の恋人の姿を眺めながら幸せを噛みしめていた男が
事態の収束の為の陣頭指揮を執る。
仕事とプライベートが違和感なく混在するところが、この作品に親しみがもてるところ。
とはいえ、事態は深刻。
焦土となったカリフォルニア。抉られた南極の大地。
多くの人の命を奪った元凶となった男は熱帯の地で血で汚れた楽園を築く。
生き物を「創作」した手痛いしっぺ返しを喰らうといい、と思いつつ、下巻へ。
本書の内容とは関係ないけど。
プロローグのさらに前説的なところで触れられている
アレクサンドリア図書館。
印刷技術がない時代の100万冊近くの蔵書。
その存在自体が本読みとしてはものっすごいロマンあふれる魅惑の場所!
(図書館利用してないけど・笑)
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