きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「負け犬のなんでも屋」菅野彰/麻生海 (あすかコミックスCL-DX)
人生に挫折した三人の自称負け犬。
そこにいていいよ、と用意された空間で、
やり過ごす日々は多分居心地が良い。
だけど、心に残った小さな違和感。
それは後悔だったり未練だったり、或は前に進むための意欲だったり。
それに蓋をし続けることが、多分、嘘を重ねるということ。
嘘が積もって、全部が嘘になる前に、ジタバタと足掻き始めた負け犬トリオ。
閉塞的な空間に風穴を開けたのは、強烈な他人の存在。
自力では、彼らはそこから動けなかったか、動き出すまでに更なる時間が必要だった。
人って、支え合って生きてるんだなーと思う瞬間。
読んでから某所のレビューを拝見したら
小説『なんでも屋ナンデモアリ』の2巻目にあたる話とのこと。
ってことは、小説読んでからの方がわかりやすいのかしら?
漫画は初読。
小説は買った時(15年前)に読んでるけどきれいさっぱり覚えてない!←自慢にならない。
こういう症状を「フレッシュ症候群」と読友さんが命名してくださっていました。
よし。
小説も初読の気分で楽しく読もう。
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