きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「フランキー・マシーンの冬 上」ドン・ウィンズロウ(角川文庫)
【サーフボードで海に出て、ただパドリングをしていたいと思った。
ひょっとすると、大波に揉まれて、罪が洗い流されるかもしれない】
日々の仕事を真面目にこなし、サーフィンを楽しみ、魅力的な恋人と愛を語らい、
別れた妻や娘に対する配慮も忘れない。
地元のみんなに愛され、頼られる存在であるフランク。
けれども。
そんな彼の平穏な一日が、ある日突然瓦解する。
差し向けられる殺し屋。狙われる命。
それは、凄腕の殺し屋だった彼の過去に起因するものなのか、
現在進行する、何者かの陰謀によるものなのか。
遺体がメキシコではなくアメリカに流れ着いたとき、思わず声を漏らしてしまった。
過去と現在を行き来する物語。
黒幕は誰なのか?誰が敵で味方なのか?
全く読めない展開に、ワクワクしながら下巻へ。
内容(「BOOK」データベースより)
フランク・マシアーノはマフィアの世界から足を洗ったつもりだった。地元サンディエゴで釣り餌店をはじめ複数のビジネスを営むかたわら、元妻と娘、恋人の間を忙しく立ち回り、“紳士の時間”にはサーフィンを楽しむ62歳の元殺し屋。だが“餌店のフランク”としての彼の平和な日々は、冬のある一日に突然終わりを告げる。過去の何者かが、かつて“フランキー・マシーン”と呼ばれた凄腕の存在を消し去ろうとしていた―。
PR
COMMENT