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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「モーセの災い(上)」 (シグマフォースシリーズ11)ロリンズ(竹書房)



紀元前1324年。
生きながらミイラになった彼女は、現代に何を伝えるのか?
響きだけはロマンチックなニュアンスがあるけれども。
現代で蔓延りつつある脅威はパンデミック。
時代の波(?)に乗った選書になってしまった。
そして、名誉欲と虚栄心に満ち満ちた男のはた迷惑な野望。
モーセの十戒。
余りにも耳慣れたワードをキーポイントに、
砂漠から北極諸島へと展開していく物語。
司令官が最前線の現場に自ら赴くって、立場的にどうなの?と思いつつ。
個人的にはこれから彼の活躍が見られるかと思うとわくわくする。
謎だらけのまま、次巻へ。


冒頭の短編ではセイチャンとコワルスキの異色のコンビの活躍を描く。
ゾンビめいた人々の姿にゾクリとするけれども。
よく考えると墜落する飛行機をギリギリで海に不時着させ、
結構な衝撃を喰らっても全員無事な彼らもすごい。




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