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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「五番目の女 下」ヘニング・マンセル(創元推理文庫)

地道に積み重ねていく捜査状況を彼等と一緒に追いつつ、
次第に犯人に迫っていく様にドキドキが止まらない。
彼等の努力はこうして真実に結びついていくんだ、と。
刑罰を受けるべき者が、日の元で悠々と暮らしている。
地獄の苦しみを味わった被害者が、法が彼を裁かないのであれば、この手で……
と思う心情を全く理解できないとは言わないけれども。
踏み越えてはいけない一線は間違いなく存在する。
それを許せば社会の秩序が瓦解するだろう。
ならば「誰が彼を探すのか?」
彼女からの重い問いかけに応える責は確かにある。
でもあの状況で受け取った遺書、破って捨てていいの?



夜中の12時まで会議。
帰宅後、翌朝6時から勤務の為に始動。
ブラックすぎて慄くわ。
と思ってみたものの、一刻も早く犯人逮捕を!という気持ちの現れなんだろうね。
それが連続殺人犯だったらなおさら。
警察ではありませんが。
私が前職を辞めた理由の一つが、夜中に帰ってきて始発の新幹線に……という勤務状況に
無理!って思ったことを思い出してみました。
そして私は話途中で怒って電話を叩き切る男とは結婚する気にはなれない、とも思ってみました。
こっちも無理!

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