きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「叛獄の王子外伝 夏の離宮」パキャット (モノクローム・ロマンス文庫)
命懸けの修羅場を潜り抜けた二人の後日譚『夏の離宮』
甘やかに色めく二人の逢瀬を丁寧に書き上げてくれたことに感謝。
幸せだ!
『色子語り』
持てる力を駆使して這い上がっていこうとする根性は嫌いじゃないよ、アンケル。
自分は真逆の性格のベレンジェ卿に惹かれていく様子が小気味よい。
その勝負の行方を私たちは知っている。
『春の青さは~』
楽しそうな彼らしか描かれてはいないけど。
永遠には続かなかった幸せな時間が切ない。
『布商人チャールズの冒険』
乱闘騒ぎの挙句、食べ物を手に逃走する王子二人に爆笑。
大事だよね。
彼らの治める国に幸あれ。
ずっと緊張しながら読んでいた本編とは打って変わって
楽しく読了の外伝。
貸出中の本編が返ってきてから読もうと思ってたけど、
戻ってくるまでもうちょっとかかりそうなので読んでしまった。
わーん。
本編読みたい!
それは戻ってきてからのお楽しみだわね。
アンケルの野心的な姿になんとなくスカーレット・オハラを思い出す。
映画が好きで何か見たけど、本編未読の『風と共に去りぬ』。
いつか必ず読むよ。
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