きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「評決のとき 下巻」ジョン・グリシャム(新潮文庫)
一人一人の人間模様を描いた物語。
と捉えれば、楽しめる。
だけど、最終的には感情論に寄ってしまった裁判の在り様には、やっぱり首を傾げてしまう。
これは、私が日本人で著者がアメリカ人だから?
そして、家を燃やし、人を殺し、やりたい放題やらかして去って行った
クークラックスクランがお咎めなしなところもすっきりしない。
そもそも、白人の報復殺人は容認される、というスタート地点からクエスチョンマークだった私は
最後までおいてけぼり感満載でした。
百歩譲ったとして二人が無罪判決出された後ならともかく、
やっちゃいけないことは、やっちゃいけないんだよ。
久々に楽しく、ではなく、がんばって読んだ本。いいとこ探しができなかった。
【ガーディアン必読 60-2/1000冊】
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