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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「風と共に去りぬ (4)」マーガレット・ミッチェル (新潮文庫)



救いの手を差し伸べてくれる人が誰もいないのであれば。
自分のみならず、救わねばならない人たちがいるのならば。
何より生きていくために。
思いつく限りの自分にできることを必死で試みようとするだろう。
だけど、時代はそれを当たり前とはしなかった。
女性であるが故にその手段と商売を成功に導く才覚を非難されるスカーレット。
彼女がもすごいけど、当時そんな女性を描いたミッチェルもすごい。
スカーレットがなりふり構わなかった事が引き金となった悲劇。
だけど、すべてを彼女のせいとは言い切ることはできない。
衝撃的な事実を知らされたところで次巻へ。

一冊の読み応えが半端ない。
映画で見た時同様、アシュレの良さが私にはわからない。
でも私、最初からレット贔屓だから公平なジャッジはできてないかも(笑)
スカーレットの自分本位の考え方には辟易するけど、
自らの手で生き抜く道を切り開いていく力強さは素直にすごいと思う。
【ガーディアン必読111-4/1000冊】

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