きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「風と共に去りぬ (5)」マーガレット・ミッチェル (新潮文庫)
失ってしまってから、自分にとって大切なものに気づいたスカーレット。
だけど、時は戻らない。
一人の女として彼女のように強く在り続けられることは、眩しくて魅力的である一方で、
母としての彼女には思うところはたくさんある。
恋人としては……まぁ、人それぞれだよね。
レットがホントにかっこ良くって。
ダメな部分も含めていい男だった。
父親としてダメ男だなーと思ったけど、ボニーを溺愛した理由が切なかった。
でも簡単に手に入る女だったらレットはスカーレットに固執しなかったと思うんだ。
激動のアメリカを生きる人々の物語。
思っていた以上に骨太の物語に圧倒されての読了。
著者が記した物語はここまで。
彼女自身の思い描く女性の生き様を投影した部分があるんだろうなーと思う一方で、
この結末にしようと思った理由があるなら尋ねてみたい。無理だけど。(笑)
そして気になる別著者の手による続編『スカーレット』。
読みたい……と思ったら、大体のあらすじがwikiに記載されていました。
なるほど~~。
【ガーディアン必読111-5/1000冊】
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