きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「最凶の恋人 ―for a moment of 15―」水壬楓子(ビーボーイスラッシュノベルズ)
表紙がトンチキじゃないことにほっと胸をなでおろして読み始めた
シリーズ15冊目は、文句なしの面白さでした。
陰謀めいたお話超ウェルカム。濡れ場なしでも無問題。
遥が巻き込まれ体質なのは変わらないなぁ。
頭が切れる分、災厄を招いてしまっているのはお気の毒。
そして好んで巻き込まれに行くのは知紘。
どうしようもない政治家と、どうしようもないヤクザが組んで引き起こした事件。
遥のピンチにはこの男ありの柾鷹の働きぶりはカッコ良かったよ。
今回は待てができるワンコで納得のご褒美。
互いに認識しながらも名乗らない母子の姿はなんだか潔かった。
『組員日誌』を覗いたシリーズ7冊目『ある訣別』の内容を踏まえると、
より楽しめる内容になっています。
このシリーズの表紙はこの着衣路線でいってほしいと、切実に思うわ。
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