戦争は、昨日までの生活を一瞬で破壊する。
戦火の中、母の元で庇護されることを願い、
決死の思いで故郷に帰ってきたスカーレットを迎えた悲劇。
そこには頼れる者はなく、自力で現状を切り抜ける以外生き残る術はないのだと、
悟ってからの彼女は目を瞠るほど強かった。
土地に固執する描写はこの物語のポイント。
最後のスカーレットの決断は嘘を口にした時点でいい感じはしないけど、
誰もが協力的ではない中で
生死がかかっていることを思えば仕方ないかな、とも思う。
むしろその決断力すごい。
レットがスカーレットの策略に簡単に嵌らないのが好き。
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