きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「花屋に三人目の店員がきた夏 毎日晴天! 18」菅野彰 (キャラ文庫)
16歳だった子どもたちは20歳を過ぎ、大人たちも同じだけ歳を重ねていく。
作中で流れた時間の分だけ彼らは思い悩み、ぶつかって、気持ちを寄り添わせ、
そして一人の人間として成長してきた。
それがしみじみと感じ取れる18巻。
想う相手を理解しようと懸命に心を尽くす彼らの姿がいとおしい。
時々ね。そんなにめんどくさく考えなくてもいいんだよ?と思う時もあるけど、
投げかけられる言葉や思考に抉られる。
そのたびに、疎かにしてはいけないことがあるのだと知らされる。
龍がこの町で踏ん張り続けたことが嬉しいし、
勇太がこの町に馴染んでくれていることが嬉しい。
そしてどうしようもなく気になる真弓の就活。
まだまだ目が離せません!
『機龍警察』『シグマフォース』『毎日晴天!』その他諸々。
ジャンルも国も問わず、楽しく読み続けることのできる長編がいろいろあることが
とても嬉しい。
最後まで並走する気満々なので、皆様くれぐれもご自愛ください。
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