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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ぼくのワンピース(上)」山田睦月/菅野彰 (ウィングス・コミックス)




華やかな告別式から始まる物語。
式に招かれた人たちは「最も派手で華やかな衣装」を身に纏い、
彼のことを語り、彼のことを思いながら、かつての自分を振り返る。
「自分とは何か?」
突きつけられる問いは簡単に答えが見出せるものなどではなく、
ひとたび迷子になってしまったら、思索の迷路を彷徨い歩くことになる。
考え続けることも、考えることを放棄することも各人の自由。
自分が最も楽に生きられる道を見出すことが出来ればそれでいい。
だけど、それが難しいんだよね。
常に泰然としていた真人が抱えていた大きな秘め事。
覚悟はできていても息を呑む。

前にも言ったけど、
2年生存率を考えざるを得ない状況になった時の私の心の安定剤は北方の『水滸伝』だった。
生きる時は生きる。死ぬ時は死ぬ。
自分にとっての生存率は0か100。
その達観の仕方がなんかすっごい落ち着いた。

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