きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ぼくのワンピース(下)」山田睦月/菅野彰 (ウィングス・コミックス)
泣くな、と言われても、こみあげる涙を止めることは難しい。
ってか、私無理な気がする。
だけど、真人の言葉通り綺麗に笑った等。
二人で築いてきた7年間の繋がりの深さ……なのかな。
あんなふうに人生に影響を与えあえる関係ってそう簡単に築けない。
気付けば「ぼくの」から「ふたりの」に変わっていたワンピース。
等の自己肯定はとても嬉しかった。
ただ、傍らに真人がいないことが哀しい。
別離は不可避。
痛みも哀しみもすべて抱えて生きていく。
いつかやわらかでやさしい思い出に変わる日を信じて。
ものすごく印象深い作品になりました。
菅野さんの原作と山田さんの漫画。
これしかない!という素敵なコラボでした。
絶対に無理だけど、自分のお葬式を俯瞰して見てみたい。
私も華やかなのがいいなー。
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