ままならぬ恋に身を焦がし、
叶わぬと知りつつも諦めることのできない想いに苦悩する彼らの想いが切ない。
市民の生活を知り、彼らの困窮を目の当たりにしたオスカルは、
貴族という立場にありながらも、次第に彼らに寄り添っていく。
近衛隊から衛兵隊の隊長となったオスカルと、彼に反発する部下たち。
オスカルの「立場」だけしか見ていなかった彼らが
オスカル自身を認めるシーン、好きだなぁ。
ここにきてアンドレとオスカルの関係にも変化が。
先読みのできない貴族の後追いもあって、社会情勢は不穏な方へ。
「おなじ人間なのにな」
この言葉、重いね。
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