巻頭から巻末まで女型の巨人との攻防。
攻防?
形勢は圧倒的に人間である調査兵団に不利。
それでも、彼らは駆け続ける。
その根底にあるのは、仲間に対する絶対的な信頼。
死線を潜り抜けてきた彼らの結束の強さに震える。
今何をするべきなのか。
言い切ったジャンの成長が心強い。
と同時にベクトルの違う正義を抱えた彼らが歯痒くもある。
今その瞬間に命がけで戦っている人たちと同じフィールドにいることにモノ申したくもなるけど、
彼らの言い分も今となってはわかっているだけに気分は複雑。
この巻のニセ予告好き。とても好き。
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