きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「進撃の巨人(29)」諫山創 (講談社コミックス)
終わりを願う者。
その先の未来を願う者。
誰かを守りたいと願う気持ち。
殺したいという気持ち。
ただ平穏を願う者だっているだろう。
「何のために戦うのか?」
明確に示すことができる者の方が少ない。
そして時代の流れは強い思いを持つ者に引きずられる。
だが。それは民意でも総意でもない。
息詰まる巨人同士の戦い。
暗雲しか見えない戦いの最中にあって、子どもたちの憎しみに対する連鎖の気づきと、
エレンの元に駈けつけようとする同期たちの結束が嬉しい。
冒頭で息を呑んだ彼が生きていてくれることを願いつつ。
(スカーフェイスでもカッコいいと思うの)
次巻を待つ。
例え誰が命を落としたとしても。
何らかの希望を抱けるエンドであることを願う。
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