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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「アンクル・トム物語」ストウ夫人 (こども世界名作童話)



自分で戦って乗り越える道筋がつけられる希望がある苦境なら。
まだ歯を食いしばって立ち向かえる。
だけど。
「奴隷」という立場で人の手から手に委ねられる自分の運命を
抗う術もないまま、ただ受け入れるしかなかったとしたら。
絶望の淵に沈んでしまう。
それでも、生きていくための心の拠り所になるのが、
心を通わせることのできる身近な家族であり、宗教……なのかな。
「人と人」
本来はそうであるべきなのに「人と物」という関係になってしまっているのが辛い。
けど、それが奴隷制度。
廃止するべく戦った南北戦争。
「自由」という言葉の意味を、今一度考える。


一般小説での入手がどうにも困難だったので、児童書で。
以前に読んだのって多分義務教育時代。
今改めて読んでも泣ける。
「南北戦争」というワードは『風と共に去りぬ』と直結する。
のに、積んでない残念さ。
いつか必ず読むよ☆

【ガーディアン必読 94/1000】

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