きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「朽ちないサクラ」柚月裕子
再読。
初読の時の読後の憤りは鮮明に覚えていて、
黒幕が誰かもわっかっている。
が。
どんな事件があって何を追っていったらそこに辿り着いたのか。
まったく覚えていなくて、そんな自分にびっくり。
……というわけで、グイグイ引き込まれて一気に読了。
どこかの海賊が究極の二択を迫られてどっちを取る?と聞かれた時、
「どっちもだ」と答えていたけれども。
公安。
それぐらい言ってみやがれ、と思ってしまった。
誰かの犠牲を当たり前のように語る国家の安全。
そんなのはおかしいと、声を上げた泉。
次巻でその後の彼女を見届けねば。
定期的な本棚の断捨離は必須。
その結果、手元に残してある本はおもしろかったから残してあるわけで、
そんな本は何度読んでおおもしろい。
……と、改めて思ってみました。
初読の時の読後の憤りは鮮明に覚えていて、
黒幕が誰かもわっかっている。
が。
どんな事件があって何を追っていったらそこに辿り着いたのか。
まったく覚えていなくて、そんな自分にびっくり。
……というわけで、グイグイ引き込まれて一気に読了。
どこかの海賊が究極の二択を迫られてどっちを取る?と聞かれた時、
「どっちもだ」と答えていたけれども。
公安。
それぐらい言ってみやがれ、と思ってしまった。
誰かの犠牲を当たり前のように語る国家の安全。
そんなのはおかしいと、声を上げた泉。
次巻でその後の彼女を見届けねば。
定期的な本棚の断捨離は必須。
その結果、手元に残してある本はおもしろかったから残してあるわけで、
そんな本は何度読んでおおもしろい。
……と、改めて思ってみました。
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「校閲ガール」宮木あや子
宮木さん、こういう作品も書かれるんだ!という驚き。
とっても面白かった。
意に沿わない部署に配属されながらも、
希望の部署への異動を目指して日々仕事と向き合う悦子。
動機はどうであれ、手を抜かずに仕事に取り組む姿勢は評価に値する。
文句を言いながらも経験を積み重ねた結果、今の部署での仕事に見出したおもしろさって貴重。
職場の人たちも個性的で交わされる会話が小気味よくて愉快。
最初はお互いに牽制しあっていた悦子と藤岩が次第に距離を縮めていく様が良かった。
女子五人+女子っぽい人一人がつぶれるまで飲んで終幕。
最後まで楽しかった。
悦子の影の呼び名、「オシャカワ」。
(オシャレで可愛い、ではなく、オシャレしてても無駄で可哀想)
お洒落ってまずは自分の為にするものだと私は思うんだよね。
自分のモチベーションやテンションを上げるため。
だからオシャレをすることは無駄でも可哀想でもないのよ。
とっても面白かった。
意に沿わない部署に配属されながらも、
希望の部署への異動を目指して日々仕事と向き合う悦子。
動機はどうであれ、手を抜かずに仕事に取り組む姿勢は評価に値する。
文句を言いながらも経験を積み重ねた結果、今の部署での仕事に見出したおもしろさって貴重。
職場の人たちも個性的で交わされる会話が小気味よくて愉快。
最初はお互いに牽制しあっていた悦子と藤岩が次第に距離を縮めていく様が良かった。
女子五人+女子っぽい人一人がつぶれるまで飲んで終幕。
最後まで楽しかった。
悦子の影の呼び名、「オシャカワ」。
(オシャレで可愛い、ではなく、オシャレしてても無駄で可哀想)
お洒落ってまずは自分の為にするものだと私は思うんだよね。
自分のモチベーションやテンションを上げるため。
だからオシャレをすることは無駄でも可哀想でもないのよ。
「LO 警察庁ローンオフェンダー対策室」柏木伸介
最後まで読んで、思い出す。
そうだ。
彼もテロリストだったのだと。
事件を未然に防げたのは元扇動者の指南頼みだったわけではなく、
彼自身がテロリストだったからこその成果だったのか、と。
「柏木さんだから!」という私の勝手な期待値が大きすぎて途中で中だるみもしたけど、
結果的にはおもしろかった。
実際に起きた事件の数々。
政治問題の色々。
刺し挟まれる諸々に、当時の情況がリルに浮かんでくる。
事件を未然に防ぐことを任務とする彼らの物語は、
事情を抱えた人々の救済の物語でもあったように思う。
こんなふうにうまくいけばいいけどねー。
現実との乖離に溜息。
元ヤクザが「俺の奢りを断るのは元ヤクザだからか?」と問うのに対し、
警察官僚が「後期高齢者だからです」と返す会話がツボった。
人生の先輩には敬意を。
そうだ。
彼もテロリストだったのだと。
事件を未然に防げたのは元扇動者の指南頼みだったわけではなく、
彼自身がテロリストだったからこその成果だったのか、と。
「柏木さんだから!」という私の勝手な期待値が大きすぎて途中で中だるみもしたけど、
結果的にはおもしろかった。
実際に起きた事件の数々。
政治問題の色々。
刺し挟まれる諸々に、当時の情況がリルに浮かんでくる。
事件を未然に防ぐことを任務とする彼らの物語は、
事情を抱えた人々の救済の物語でもあったように思う。
こんなふうにうまくいけばいいけどねー。
現実との乖離に溜息。
元ヤクザが「俺の奢りを断るのは元ヤクザだからか?」と問うのに対し、
警察官僚が「後期高齢者だからです」と返す会話がツボった。
人生の先輩には敬意を。
「野火の夜」望月諒子(新潮文庫)
関わった人たちが総出で隠そうとすれば、真実は闇に葬られてしまう。
「ことを白日のもとにさらすには警察をあてにしても駄目だ」
確信を持って木部を誘導した男のことば通り、
彼女の地道な、そして着眼点の鋭い取材と調査によって25年前の事件の真相が明らかになる。
木部美智子でなければたどり着くことのできなかった真実からは、
やるせなさばかりが胸に突き刺さってくる。
そして、その過程において語られた戦後の満州の描写が強烈すぎて眩暈がする。
人間の尊厳は何処に行った?
戦争による勝者も敗者も生み出してはいけないのだと、切に思う。
私の祖母は乳飲み子を含めた子供を四人つれて満州から帰国してきました。
そして、そんな大変な過去を経験したことを思わせることの一切ない、
穏やかな人でした。
改めて。
皆を連れて帰ってきてくれてありがとう。
ずっとずっと大好きだよ。
「ことを白日のもとにさらすには警察をあてにしても駄目だ」
確信を持って木部を誘導した男のことば通り、
彼女の地道な、そして着眼点の鋭い取材と調査によって25年前の事件の真相が明らかになる。
木部美智子でなければたどり着くことのできなかった真実からは、
やるせなさばかりが胸に突き刺さってくる。
そして、その過程において語られた戦後の満州の描写が強烈すぎて眩暈がする。
人間の尊厳は何処に行った?
戦争による勝者も敗者も生み出してはいけないのだと、切に思う。
私の祖母は乳飲み子を含めた子供を四人つれて満州から帰国してきました。
そして、そんな大変な過去を経験したことを思わせることの一切ない、
穏やかな人でした。
改めて。
皆を連れて帰ってきてくれてありがとう。
ずっとずっと大好きだよ。
「キッド」木内一裕(講談社文庫)
再読にもかかわらず、続きが気になって一気に読んでしまった。
物語が面白いのと程よく内容を忘れているのとの相乗効果。
加えて、ストーリー展開のテンポの良さ。
息つく間がどこにもないんだよね。
時々、え?マジで!?という予想もつかない状況がぶっこまれてくるから、
ホントグイグイ読まされてしまう。
そして、麒一の危機対応能力が終始一貫して素晴らしい。
特殊訓練を身体に叩き込まれたんスーパーマンじゃないのにね。
知識は身を助ける。
そして、ドド子とノブ軍曹もナイスキャラ。
命ギリギリの大冒険をした思い出を共有しながら、一般社会で何食わぬ顔で生きていって欲しい。
姪っ子ちゃんからの誕プレリクエストは相変わらず「みやこちゃんチョイスの本」。
(私としては服とかキラキラした小物とかを選びたい)
今回は「受験勉強の合間に読むから続き物じゃないやつ」のオプション付き。
(続き物は一気に読んじゃうからNGなんだそうな……)
で、私チョイスは『この夏の星を見る』『ひゃっか!』に加えてこの本どうかな?と思って
再読した結果、プレゼントに採用。
彼女に「おもろ!」って言ってもらえると思う。(笑)
物語が面白いのと程よく内容を忘れているのとの相乗効果。
加えて、ストーリー展開のテンポの良さ。
息つく間がどこにもないんだよね。
時々、え?マジで!?という予想もつかない状況がぶっこまれてくるから、
ホントグイグイ読まされてしまう。
そして、麒一の危機対応能力が終始一貫して素晴らしい。
特殊訓練を身体に叩き込まれたんスーパーマンじゃないのにね。
知識は身を助ける。
そして、ドド子とノブ軍曹もナイスキャラ。
命ギリギリの大冒険をした思い出を共有しながら、一般社会で何食わぬ顔で生きていって欲しい。
姪っ子ちゃんからの誕プレリクエストは相変わらず「みやこちゃんチョイスの本」。
(私としては服とかキラキラした小物とかを選びたい)
今回は「受験勉強の合間に読むから続き物じゃないやつ」のオプション付き。
(続き物は一気に読んじゃうからNGなんだそうな……)
で、私チョイスは『この夏の星を見る』『ひゃっか!』に加えてこの本どうかな?と思って
再読した結果、プレゼントに採用。
彼女に「おもろ!」って言ってもらえると思う。(笑)
「コルセーア 下」水壬楓子(リンクスロマンス)
カナールの過去の因縁に巻き込まれるように攫われたアウラ。
彼女を救出するために奔走する中での、カナールとアヤースとの関係性の再構築。
これまでは状況に流されるように身体を重ねてきた二人だけど、
ここにきてそれぞれが抱える想いと向き合わざるを得なくなる。
どうしたいのか。
どうありたいのか。
相手のことをどう想っているのか。
業火に巻かれて朽ち果てようとしたカナールに対するアヤースの言葉に
思わず泣きそうになってしまった。
この先も色々あるだろうけど、二人で乗り越えていって欲しい。
若い二人の情熱的な熱い想いとは対照的な年上CPの静かなる想いも良かった。
「コルセーア」ってどういう意味だろう?とずっと思っていたので、
あとがきでちゃんと説明してくれていてすっきりしました。
なるほどー。
彼女を救出するために奔走する中での、カナールとアヤースとの関係性の再構築。
これまでは状況に流されるように身体を重ねてきた二人だけど、
ここにきてそれぞれが抱える想いと向き合わざるを得なくなる。
どうしたいのか。
どうありたいのか。
相手のことをどう想っているのか。
業火に巻かれて朽ち果てようとしたカナールに対するアヤースの言葉に
思わず泣きそうになってしまった。
この先も色々あるだろうけど、二人で乗り越えていって欲しい。
若い二人の情熱的な熱い想いとは対照的な年上CPの静かなる想いも良かった。
「コルセーア」ってどういう意味だろう?とずっと思っていたので、
あとがきでちゃんと説明してくれていてすっきりしました。
なるほどー。
「コルセーア 上」水壬楓子(リンクスロマンス)
緻密に作り上げられた世界観。
魅力的なキャラ。
テンポよく進んでいくストーリー。
文句なしで面白い。
上下二段組みのボリュームも嬉しくて、一気読み。
海賊の中に参謀として身を置きながら、
生きる気力をなくしてしまっていたカナーレ。
ふとした出来事から死に場所を求めるような彼に命の炎を吹き込んだアヤース。
凄惨な過去と抱えていた想いを吐き出すことができたのは、カナーレにとっては良かったんだと思う。
そして、それを受け止めるだけの度量がアヤースにあって良かった。
彼らに窮地が訪れたところで次巻へ。
全巻積んであるので安心して読めるのが嬉しい。
積んでいる本に手を出すタイミングって自分でもよくわからない。
これと言った理由はなくて、唐突に「これ読みたい!」と思って手を出すことがほとんどかな。
読みたいと思った時が読み時。
積読は宝の山。(笑)
魅力的なキャラ。
テンポよく進んでいくストーリー。
文句なしで面白い。
上下二段組みのボリュームも嬉しくて、一気読み。
海賊の中に参謀として身を置きながら、
生きる気力をなくしてしまっていたカナーレ。
ふとした出来事から死に場所を求めるような彼に命の炎を吹き込んだアヤース。
凄惨な過去と抱えていた想いを吐き出すことができたのは、カナーレにとっては良かったんだと思う。
そして、それを受け止めるだけの度量がアヤースにあって良かった。
彼らに窮地が訪れたところで次巻へ。
全巻積んであるので安心して読めるのが嬉しい。
積んでいる本に手を出すタイミングって自分でもよくわからない。
これと言った理由はなくて、唐突に「これ読みたい!」と思って手を出すことがほとんどかな。
読みたいと思った時が読み時。
積読は宝の山。(笑)
