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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ウィルスの暗躍 下巻」ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)

モンクのチームとグレイのチームに分かれての
ウイルスの脅威に対するコンゴでの作戦行動は続く。
命懸けはどちらも同じなんだけど、
武器を手にドンパチを繰り広げるモンクたちとは打って変わって、
グレイの方はファンタジー要素を介した大分ロマンチックな展開に。
あんな状況下でなければ辿り着けなかっただろう、神秘の世界。
文章から想像することはできるけれども、視覚的に見てみたかった!
今回のパンデミックは自然界から人間に対する警告。
もしも地球が意思を持って声を上げることがあるのなら、
人間に対して言いたいことは山のようにあるんだろうなぁ。

あ、ここ爆破される……と思ったところには
予定調和のように爆撃。
撃たれても大丈夫な人は、いつでも大丈夫。
予想が追い付かない展開を期待したいなー。
って、贅沢かしら?

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「ウィルスの暗躍 上巻」ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)

クマに襲われるのも恐怖だけど、
蟻に齧り殺されるのも嫌。ヒヒに殺意を持って襲撃されるのも嫌。
なんかもう、想像するだけで気絶しそうな脅威が次々に襲い掛かってくるジャングルの中を
ひたすらさまよって上巻読了。
シグマの面子と合流したケイン(軍用犬)が癒しだった。
抱きつきたい。(多分迷惑)
アフリカのコンゴで発生した奇病。
攻撃性を増した自然界の生き物。
その原因と目されるのはウィルス。
それは自然界が人間に発した警鐘。
人間の悪意も加味されたその脅威に、彼らはどう立ち向かうのか?
同時多発的に起きる出来事を追いながら、何もかもが謎だらけのまま次巻へ。

コンゴの人たちの搾取のされ方がひどい。
象牙やゴムの強制的な採集のノルマ未達成の場合の代償が手足の切断。
植民地支配のなんたるや……。
コンラッドの『闇の奥』を読んだのがちょうど10年前。
いつか再読しよう。

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「ふたりでつくるハッピーエンド」安西リカ(ディアプラス文庫)

あ、感想ムズイ……。
おもしろそう!というこちらの勝手な期待値の方が上回ってしまい、
なんか違う、と思いながら読み進め、没入しきれずにそのまま本編読了。
書下ろしに突入して友里のまっすぐな決意を目の当たりにして、
ようやく作中に飛び込めました。
芯の強い受の子は大好きです。
が。
残りページ、もうあんまりないじゃん!という残念なタイミングでした。

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「新宿花園裏交番 旅立ち」香納諒一(祥伝社文庫)

新宿でのヤクザの抗争の激化。
きな臭い出来事が多発すれば、警察の仕事も激化する。
交番勤務を全うする中で、坂下はプライベートにも関わるようになる人々との出会いを経て、
そして、その抗争に対応する中で別れを体験する。
ああ、またしても読後はやるせない。
コロナやSNS。
現代社会の事情もしっかりと組み込んで展開する物語。
世論やマスコミに忖度する警察ってどうよ?と思いつつ。
それも時代なのかなぁ、と。
気になりすぎていた西沖の過去はここで明らかに。
やっぱ西沖、好きだわー。
ラストは出来すぎかなーと思うタイミング。
だけどそれもアリ。
楽しく読了。

副題の「旅立ち」は新宿からの旅立ち。
坂下の次の赴任地での続編を希望。
是非☆彡

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「新宿花園裏交番 街の灯り」香納諒一(祥伝社文庫)

確かにそれは彼らの職務を逸脱したことだったかもしれない。
でも、彼らが動かなければ、彼女は見つからなかったかもしれない。
それなのに、その処遇。
とはいえ、属する組織にはルールがある。
だからそれは、規定上仕方のない事なのかもしれない。
そこまでは納得してもいい。
だけど、最後のそれはアウトでしょ?
と、声を大にして言いたい。
リアルにこんなことされてたらヤだなぁ。
そんな闇を目の当たりにしても働く意欲を持ち続けられる彼らには脱帽する。
そしてここにきて再び坂下と関りを持つことになった西沖。
彼の過去、ますます気になるわ。

商社から転職して交番勤務を経て刑事課に異動になった知人、いたなー。
と、坂下と重ねてちょっと懐かしく思い出してみました。
今は疎遠になってしまったけど、元気かしら?
携帯に連絡先残ってるけど、こっちからかけることはもうないよなーと思う人のデータを
削除するタイミングがよくわかりません。(笑)


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「水族館ガール」木宮条太郎(実業之日本社文庫)

自分が読むためというよりも、姪っ子ちゃんにどうかな?と思って購入した本ですが。
自分がとっても楽しく読了。
ガチンコの水族館のお仕事小説であり、恋愛予備軍の二人のかみ合ってない対話が終始面白い。
そして、水族館生まれのイルカのいたずらっ子めいた可愛さ満載。
寝耳に水の出向だったにもかかわらず、
畑違いの仕事に全力で取り組む由香の姿勢は応援したくなる。
それじゃ下は育たないでしょ?という態度だった梶が
由香に感化されて少しずつ変わっていく様は微笑ましい。
何より。
水族館の裏側的な部分が知れて、とても勉強になる。
水族館に行きたくなっての読了。

これはシリーズ集めなければ!
積読を一冊減らして複数冊増やすあるある現象。(笑)
小学生にはこの性描写どうかな?と思うところがあったけど、
ちゃんとジュニア版があるので、大丈夫。
自分の好みだけで選んでいたら絶対に手にしなかった本。
人にお勧めするにはまず自分が読んでから。
姪っ子ちゃんに……とピックアップしてみた本がまだあるので、
なんだかワクワク感が増してきました。



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「新宿花園裏交番 ナイトシフト」香納諒一(祥伝社文庫)

交番勤務のおまわりさんがカラスの威嚇行為に対する相談を受けた夕暮れ時。
夜になり、深夜が訪れ、そして夜明けを迎えて朝になる。
そんな僅かな時間にこれでもか!という勢いで勃発する事件の数々。
場面はあちこちへと移り変わり、人々は怒涛の勢いで右往左往する。
それもさもありなん。
モコモコと勃発する事象の全てが繋がっていた。
彼らと一緒に新宿を走り回り、息切れしそうな勢いで読了。
いや、こんな一夜を過ごす体力ないわー。
コロナ渦中とはいえ、犯罪はゼロにはならない。
病気になる人だって後を絶たない。
自分のやるべきことを全うした彼らに拍手とねぎらいを。


ウチはリモートでどうにかなる職種ではなかったので、
コロナ禍でも毎日出社。
閑散とした駅の構内を眺めながら、コロナこんちくしょー!と思ったことを覚えています。
あの時大量に買ったマスク。まだたくさん残ってるよ。

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「舞台裏のシンデレラ」安西リカ(ディアプラス文庫)

日々を全力で過ごす佳衣史のパワフルで積極的なその言動の裏側には、
10代で亡くなった姉に対する複雑な想いが絡まっていた。
一方、大手術を乗り越えて、健康を取り戻した時生。
それぞれの事情で常に「死」を意識せざるを得ない状況下で生きてきた佳衣史と時生。
関係性を鑑みれば、偶然の出会いでありつつも運命的な何かを感じちゃうよね。
三人分の人形の件はなんだかホロリとするものがあった。
時生の性格がとっても良くて、佳衣史に対する甘やかし方が素敵。
「離れられない」を自覚する二人の在り様は依存ではなく共存。
この先の益々素敵な大人になっていくんだろうなぁ。



「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ。
前作未読でも無問題と安西さんはおっしゃっておりますが、
キャラ同士の関係性や経緯がわかるので、前作を読んでからの方がより楽しめるかと。

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「人魚姫のハイヒール」安西リカ(ディアプラス文庫)

正直、ボタンを掛け違えたまま突き進んでいくこの二人、どうなるんだろう?と思っていたわけですが。
関係性が深まるにつれ、自己完結している彼らの諦めをもどかしく感じ、
だけど、自分の中に芽生えた「好き」の気持ちと一生懸命向き合う彼らが愛おしくなっていくというホップ・ステップ・ジャンプ。
自分の「好き」の気持ちを押し付けるのではなく、相手のことを思いやっての行動や告白はとても気持ちが良い。
そして、「友だちまで好感度を戻して信頼回復」という加賀谷のプランが微笑ましい。
そして「余力を残して仕事する」姿勢には大賛成です!


「何故化粧をしなければいけないのか。化粧をする意味を教えて欲しい」
と、クエスチョンを投げかけられたつい最近。
ありきたりな答えしか返せなかった。
これだ!っていう明確な答えってないよね。

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「新宿花園裏交番 坂下巡査」香納諒一(祥伝社文庫)

自転車で街を巡回する交番勤務のおまわりさん・坂下巡査の一年を冬から秋にかけて廻る物語。
地域密着の勤務の中で、
歌舞伎町界隈の個性的な面子とのやり取りが面白いし、
捜査一課の鬼警部補・ビッグママもなかなかのインパクト。
何より、まさかの再会を果たした坂下とかつての恩師・西沖のこれからの関係性がとても気になる。
道半ばでの、野球部監督からヤクザへの転身。
彼の身に何があったんだろう。
それにしたって、あんな決着点はやりきれない。
最後の最後でえ!?と声をあげてしまった。
やくざ稼業に身を置くって、それも覚悟の内なのかな。

シリーズ一冊目。
どんなに続きが気になっても大丈夫。
全巻手元に揃えての着手なので安心なのです。



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