きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ROMES06」五條瑛 (徳間文庫)
空港に設置された世界最先端の警備システム「ROMES」を主軸に展開する物語。
周到な下調べと準備を経て実行に移された陰謀と関わる人々の人間模様。
システムを駆使して空港を守ろうとする人たちと一匹の犬。
舞台は空港からほぼ動かないままながらも、緊迫感と臨場感が伝わってくる。
章ごとに明らかになっていく、ROMESの機能。
高性能なシステムをイメージしやすく描写してくれているのが嬉しい。
「システムに問題はなく、問題があるのは人間の方」とする成嶋。
確かにそれも一理ある。
でも私は「だとしても、人間を信じる」と言った砂村の言葉に寄りたい。
ドラマ放送当時は原作読んでないからパス!と思って観なかったんだけど。
改めてキャスティングをみてみると……成嶋が大倉で、砂村がヤスかぁ。
意図はわからなくもないけど、個人的なイメージは逆かな?
CMで流れていた断片的な映像からもっと密室に籠った話かと思ったけど、
全然そうじゃなかった。(笑)
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