中編2編。
脅迫めいた言葉で意に沿わない行為を強いた相手に対して
笑って欲しいと願う資格はないよ。
そんな扱いを受けている相手の気持ちがいつか自分に向くってなんで思えるんだろう?
と、高校生編は苛々しっぱなし。
私、千秋に対して辛辣な自覚はあります。
自分の好きを押し付けて侑央の好きを勝手に踏みにじっている。
気持ちは自分のものなのに。
後半に描かれるのは、1巻の出来事からのその後の二人。
駆け引きめいた始まりではあったものの、
良い時間の重ね方をしているんだね、と思える関係性を築いていて、ほっとしての読了。
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