伯爵位を持ちつつ、港湾の荒くれ者のような喧嘩ができるクレーンと、
小柄で華奢でありながら、場を支配する力を持つスティーヴン。
このギャップが良い。
第一印象がよろしくなかった二人の距離の縮め方も良い。
二人の間を飛び交うカササギの入れ墨の件がとても好き。
先入観によって抱いた自分の誤った考えを改めたり、
自分の行為を顧みて反省することのできる人たちには敬意を。
自分もそうあらねばと思う。
そして二十年に渡って信頼関係を構築してきたクレーンとメリックの主従関係が素敵。
三人のその後が気になるのでわくわくしながら次巻へ。
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