きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「KUNIMORI」五條瑛(中央公論新社)
なんとなく胸がしんみり切なくなって、
だけど、少年の出した答えに納得しかなくて。
哀しいわけじゃないのに、泣きたくなった読後。
生きるために懸命に働く彼らの姿を見ていると、
その国のイメージと、その国に住む人たちを一緒くたにして考えてはいけないと
改めて思う。
昨今の世情を顧みれば、効率よく素早く「情報」を収集することがいかに大切かよくわかる。
同じくらい、どう守るかも重要。
由江さんの生き方はとても素敵だった。
別れの告げ方まで素敵だった。
そんな彼女が選んだ耕太は、彼女が願った以上の働きをしたと思う。
何故か過ぎったナレーションは
「さらばメーテル さらば銀河鉄道999 さらば少年の日よ!」
この作品自体は少年の成長物語ではないんだけど、
納得のナレーション。
私、このナレーションホント好きで。
「今、万感の思いをこめて…」から言える。
前にもどこかで書いたけど、
幼少期の私の夢は鉄郎になることだった。←色々間違ってる(笑)
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