きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「セキュリティ・ブランケット(上)」凪良ゆう (キャラ文庫)
宮、鼎、高砂、国生。
この四人を主軸にその他の人々も絡み合った人間模様。
読んでる途中で作中の人物約一名の言動のおかげでイライラが募りすぎて
一度本を閉じてしまった。
他の三人の生き方、考え方は私は納得できるし応援する。
上巻は彼らの気持ちのベクトルがあっちこっちに向かって大混乱。
思いを遂げることのなかった高校時代の鼎と高砂の想い。
ヒリっとした感じが好き。
過酷な幼少期を過ごしながらも、ピュアさを失わなかった宮。
そんな宮に向ける鼎の愛情があたたかい。
友情。愛情。親子の情。
縺れに縺れあった彼らの想いはどう着地するのか?
気になるお借り本。
ちなみに。
イラッとしたのは国生。
鼎が好きで好きで大好きで。
抱きたくて、脅して抱いて。
心を預けてもらえないことが不満。
は?ばっかじゃないの。
「何で好きになってくれないの?」的な言動がホント無理。
更に「悪いのは俺」発言。
は?世間的に通用しないのわかってるよね?
下巻では何らかの成長を見せるんだろうなーという布石であろうと思えることもイラッとする。
……というわけで、早く下巻を読んですっきりしたいわ。(笑)
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