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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「アンナ・カレーニナ(上)」トルストイ (新潮文庫)




とても窮屈な世界で生きている人々の物語。
だけど、窮屈な中でも皆どこまでも自分勝手。
というか、自分の感情に素直。
だからとても生き生きとしている。
とはいえ、浮気が公認の……というか、筒抜けの社会ってすごいわー。
怖いわー。
アンナとヴロンスキー。
キチイとリョーヴィン。
彼らの恋がどんな形で進行して、どんなふうに帰結するのか。
とても気になる。
そして、アンナの夫、カレーニンの存在も気になる。
恋に溺れる前のアンナが私にとっては魅力的だったなぁ。
ドリィは身勝手な浮気夫を一度は踏んでもいいと思う(笑)→

ドストエフスキーを読んだ時に感じた、
ロシア文学の俺俺主義は健在。(笑)
でも、俺推しはドストエフスキーよりはよっぽどマイルドだった。
とはいえ、一冊に詰め込まれた内容の濃いことと言ったら。
この読み応えでまだ3分の1。
先の展開がまったくわからないからとても楽しみ。
ディーン(@ツーリング)がヴロンスキーの台詞を口にしたシーンを
脳裏に焼きつけた小学校時代。
だからヴロンスキーがとてもカッコイイ青年将校だと思い込んでいたんだけど。
描写的に想像するとそうでもないの?←

【ガーディアン必読100-1/1000冊】


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