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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「デコイ 囮鳥」英田サキ(SHY NOVELS)



一緒にいるのに独り。
誰も彼もからそんな孤独が伝わってきて、なんだかヒリヒリと痛い。
記憶を失った安見。
過去を押し隠した那岐。
想いを殺しきれずにいる加賀谷。
そして、どこか超然とした位置に立つ火野。
底のない沼のような闇を抱えた火野から、何故か目を逸らすことができない。
取り戻したい自分。
希求する真実。
応えたい想い。
殺人事件と爆破事件。
二つの事件の真相が明確になった時、
彼らの惑いは、そして揺らぐ想いはどこにいきつくのか。
先が全く読めなくて、気持ちが逸ります。
気になるので、とにかく次巻へ!

これ、続いていると思わずに読み始めたので、
ものすごいところで切られてうっそーー!となりました。
心の準備って大事……(笑)





内容(「BOOK」データベースより)

「あんたにとって、俺はなんなんだ?」銃を手に意識を取り戻したとき、安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。俺は誰だ?この銃は…?自分に怯える安見に名前を教え、優しいけれど得体の知れない闇を感じさせる男、火野。安見は何かから逃れるように火野に溺れていく。一方で、高仁会前会長の殺人事件をめぐり、ある男たちが呼び出されていた。関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。那岐は加賀谷を誰よりも必要としていたが、男としての愛情は受け入れることができずにいた。交錯する過去と現在。そして、因縁。男たちの闘いが始まる。

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