きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デザートにはストロベリィ」 (モノクローム・ロマンス文庫)
シリーズ三作目。
このシリーズの共通項は、育ちも考え方も違う二人が
相手のことを想い、その考え方を汲み、歩み寄れる着地点を探るところ。
その過程が丁寧に描かれていて、切なさにも喜びにもとても共感できてしまう。
自分が動かなければ駄目だとジョナサンが決意するシーン。好きだなぁ。
彼が欲しているのは自分が手を伸ばさなければ手に入れられないもの。
気づけて良かったね。
途中でタイトルの意味を深読みして、めっちゃセクシーって思った。
当事者二人とジョナサン父との対話もとても良かった。
二人を理解しようとしてくれたジョナサン父素敵。
大満足の読後。
「家族がいつでもそこにいるとは限らない」
そうだよね。
どんな理由でかはそれぞれだろうけど、いつかは離れる時が来る
だから、一緒にいる間はできること怠けないようにしたいなぁ、と。
その時がきても後悔しないようにね。
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