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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱」菅野彰 (ディアプラス文庫)



【再読】
対外的には自らの在り様を擬態し、出自や本名を封じ、
閉塞的な世界の中でひっそりと生きてきた白洲の殻をぶち壊すのは、
世代も考え方も言葉の選び方も全く違う宙人じゃないとダメだったのだろう。
だけど、一見傍若無人な宙人が、実は繊細な感受性を持っていたことが、
白洲にとっては実は大きく作用している。
ただの破壊神なら簡単に打ち捨てられていたはず。
宙人は白洲の世界を壊すだけではなく、
胸に抱えた淋しさに気づき、渇えて不足していたものをやさしく注ぎ込んでくれる存在。
気づいてしまったら、多分もう手放せない。
めんどくさくもいとおしい人たちの物語。沁みる……→


「木彫りの熊……あれはなんなんだ」
そのつぶやきにわかりみしかない世代です。
あちこちの家に当たり前のように置いてあった、鮭を咥えた木彫りの熊。
最近ではみかけなくなったなぁ。
さて。
復讐は完了して、あとは新刊の到着を待つのみ!
(まとめての配送にしているから発売日より遅くなるの。待ち遠しい……)
ワクワクなのです♪

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