きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「バイバイ、ハックルベリー」一穂ミチ (ディアプラス文庫)
両親に愛され、家族仲良く天真爛漫に育った塁と、
幼少期には己の内側に引き籠った過去のある槙志。
前半は二人が想いを伝え合うまで、
後半は二人が付き合ってからの物語。
「好き」の種類がままならないものの、離れてしまいたくはない。
そういう心の揺らぎがリアルに伝わってくる。
特に、価値観というか、考え方の違う二人が、
相手のことを思い、すれ違いに悩み、心を添わせていくまでがとても丁寧に描かれていた。
終始話し合いでいったら歩み寄るのにもう少し時間がかかったかも?
ああいう爆発の仕方が嫌味にも不愉快にもならならないのは、
塁がまっすぐで裏表のない子だからだろうなぁ。
そういえば、ウチの甥っ子ちゃん、キッズのオセロ大会で
県予選を突破して東北大会に出場していました。
いろんな大会があるんですね~。
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