きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「パブリックスクール -ツバメと監督生たち-」樋口美沙緒 (キャラ文庫)
スタンの進路。将来。音楽への道。
そして、トラウマからの脱却。
周囲が動いた全ての動機はスタンのためであって、
じゃあ、桂人の想いはどうなるの?と真顔になった。
身を引く覚悟を決め、それでもスタンを支える決意をし、
気持ちを損なうことなくスタンを思い続けた桂人。
そんな最中に他寮の問題まで解決した桂人の器の広さにはひたすら敬意を。
桂人のメンタルが強くなったのは、スタンの、そしてウェリントン寮の仲間のお陰。
今度はスタンの番だよ、と思ったお借り本。
本当の意味で開放することができた弱さ。
ここから、強く在れる。ふたりでなら。
それでも私はメンべラーズは絶対に推さない。
桂人が選んだのがスタンだから。
そして、気持ちが傷つくことがわかっていながら、
裏側から他人を動かして問題を解決しようとする輩には良い印象はないから。
ごめんね、じゃないわよ。
PR
COMMENT