きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ビューティフル・プア」榎田尤利 (ビーボーイノベルズ)
屋敷と土地を守るために侯爵・アロウが選んだ手段は、自分を売りに出すこと。
買い手として名乗りを上げた大富豪4人の中に別の目的で紛れ込んだのは、
ちょっと裕福な庶民の玲一郎。
偽りから始まった関係だけれども、その偽りがなければ出会うことすらなかった二人。
互いを知れば知るほど惹かれあうのは当然。
何故なら、同じ価値観を持っているから。
お金がなくても一年を楽しく過ごすことのできる二人だから。
嘘の露見。裏切りの発覚。あわやの契約の遂行。
紆余曲折はあったものの、
一抹の寂しさと、それを上まって余りある多幸感に泣きそうになって読了。
良かった!
レイとアロウが仲良くインスタントラーメンを食べるシーンが出てくると思ったのに!
出てこなかったことに何故かガッカリ。
何を期待したんだ?私……(笑)
サイモンの気遣いには私も声がでそうになったわ。
できる執事はここまでしてくれちゃうんですね~。
リンダとサミーアとも友人関係をずっと続けて行ってほしい。
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