きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「モニュメンツメン・マーダーズ」ジョシュ・ラニョン (モノクローム・ロマンス文庫)
略奪された絵画を巡る捜査。
ジェイソンの気持ちはわからなくはないけれども。
職務上のルールは守るべき。
違反した自覚があるならば、そこに他人を巻き込んではいけない。
ルール違反をしたことを理解してくれるだろう、というのは、
サムに対する甘えでしかない。
サムの怒りは最もで、逆に、ジェイソンを失いたくなくて葛藤した彼に、
二人で育んできた愛が、たしかにそこにあるんだな、と思わせてもらったよ。
戦ってでも手に入れたいものがあるならば。
ボロボロになるまで足掻けばいい。
何もせずに諦めてしまったら、そこには後悔と未練しか残らないだろう。
だから。
二人の選んだ道に安堵する。
そして迫りくる脅威が気になって仕方がない。
狙ったわけではまったくないのですが。
明日フェルメール展を鑑賞しに行く!という絶妙なタイミングでの読了。
いろいろ豆知識をインプットされました。
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