きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「狼の紋章【エンブレム】〔新版〕」平井和正 (ハヤカワ文庫JA)
独りよがりな身勝手な主張があちらこちらで鼻につく。
あなたのため、我々のため、お前と決着を、殺してやる云々。
何が自分のためなのかを決めるのは自分であって、他人ではない。
決着以前に喧嘩にもなっていない。
自分が他人に与える影響を知っているからこそ、
人との距離を置き、関わらないように努める犬神明。
だが、その気高い孤高故、人は彼に関心を抱くのか。
いや、引きずり下ろしたいのかな。自分と同じところに。
どっちにしても大迷惑。
降りかかった火の粉を払うために迸ったのは血の雨。
もはや害獣駆除。
令和の時代には出版できなかった本な気がする。
中学生だった自分はなんでこの本を読もうと思ったんだろう?
と、ふと思ってみました。
今みたいに身近にブックオフがあったわけでもないので、
普通にお小遣いで買って読んでたんだよね。
ロマンスよりバイオレンス。
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