きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「モネ・マーダーズ」ジョシュ・ラニヨン (モノクローム・ロマンス文庫)
前作のラストから良い雰囲気の二人を期待して読み始めたら、
サムのあんまりな塩対応に切なさマックス。
え?
ちょっと!
どういうことよ!
二人の想いとは無関係に事件は進行する。
殺人事件の真相に近づくためのドキドキと、
サムとジェイソンの関係が気になってのドキドキと、
居たたまれない想いを抱きながら読み進める。
どんなに自分を律しようと頑張ったところで、気持ちに嘘はつけない。
何都合の良いこと言ってるの?と思いもしたけど、
ツンが崩壊したサムが心に抱えていたのは、
ジェイソンに対する真摯な想い。
糖度過多なカフスの件に身悶えて読了。
サム(46歳)にはどこの高校生ですか!?と突っ込みたい。
でも、過去を未だに胸に刻んだまま生きている姿はどこか痛々しい。
それでもジェイソンを欲した。
その気持ちを認めたところからが第一歩。
……というわけで、次作の翻訳を楽しみにしています。
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