きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ロング・ゲイン ~君へと続く道~」 (モノクローム・ロマンス文庫)
【再読】
読み進めるほどにじわじわと胸が熱くなる。
自分がストレートであると言い聞かせて生きてきたマットがジャレドに惹かれ、
その想いを認め、そして告げるまでの葛藤。
ゲイであることをオープンにしつつも、マットに惹かれる思いと周囲の偏見に苦悩し、
マットと共に一歩を踏み出すことに躊躇するジャレド。
彼等を見守る、或いは理解しようとしない家族との在り方。
周囲の人たちとの折り合いのつけ方。
丁寧にその先を探っていくセックス。快楽を分かち合うリバ。
コロラドの大自然の描写。
何もかもが良かった。
大満足の読後。
新刊を読む前に既刊再読。
ジャレドの母の言葉が心強い。
「他人の考えていることは変えられない。できるのは自分の人生をどう生きるか。
自分で決断することだけよ。他人のことなんか放っておきなさい」
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