葛西さんの描く繊細で美しいイラストと
かわいさんの紡ぐ異国情緒漂う世界との
見事なマリアージュにうっとり。
王子であるカイの故郷を滅ぼした強国の皇子エルヴァン。
王女に扮したカイがエルヴァンの元へ引き渡された時から、
二人で歩む時が進み始める。
多くを語らなかったエルヴァンの優しさと
その生い立ちの苦悩が垣間見えてくるにつれ、
彼に対する好感度が上がる上がる。(笑)
彼のカイに対する振る舞いも素晴らしい。
己の運命を諦観していたエルヴァンだれども。
カイと共に生きる未来を手に入れて欲しい。
そう願いながらの読了。
読み始めはエルヴァンがエルヴィンに読めて仕方なかったのは
明らかに『進撃の巨人』の影響。
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