きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「仁義なき新婚生活」朝香りく(ガッシュ文庫)
侠客一家の長男として組と姉を守るため、
対立組織の時期組長・健吾の元へ姉の代わりに嫁いだ佳月。
独自路線の一生懸命な正義感が微笑ましい。
本人は自称ヤンキーだけど、家族から大事に育ててもらったんだなーということが
とてもよくわかる箱入りさ加減。
あとからわかる家族の心配もじんわりと心に沁みる。
一方、家族のあたたかさとは無縁の環境で育ってきた健吾。
一緒に暮らすうちに惹かれあっていった二人が、嫉妬心を抱くに至るシーンは良かった。
ラストは佳月の弟、亜月の気持ちに引っ張られて切なくなって読了。
当人同士は甘々のエンド(笑)
「穿くのも恥ずかしいが、ノーパンはもっと恥ずかしい」
男子が女性用を、女子が男性用を。
どちらの場合でも同じ気恥ずかしさがあるんだろうなー。
付き合いのある業者の女社長サンが、ウチの会社の担当と出張に行った時、
突発トラブルで泊まることになり。
「着替えないよ!」
「パンツぐらい買ってやる」
の流れでコンビニに行ったら、男物のパンツしか売ってなかったらしく。
「もー!これ穿けって男物のパンツ渡されたの!」
「で、穿いたの?」
「穿くしかないっしょ。それより、家で洗って干してたら
不審に思った家族に説明するのがメッチャ大変だった」
爆笑した出来事。
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