きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「兄弟の定理」沙野風結子 (ディアプラス文庫)
血が繋がってないなら、迷わず飛び込んじゃって良くない?
と思った私が浅はかでした。
血が繋がっていないからこそ、兄弟であることに固執した二人。
だからこそ苦しくて、思い悩み、結局どちらも追い詰められて、
それでも、あるべき答えを見つけ出した二人。
心の中に抱いていた思いをずっと自覚し続けてきた要斗と、
ある意味、無理やり向き合わざるを得ない状況に追いやられた總一郎。
だけど。
あの日、總一郎が要斗に手を伸ばした時点で道は決まっていたのだと思う。
いろんな枠をとっぱらって、二人なりの関係を築いていってほしい。
リビングのどまんなかにダブルベッド。
良いの?(笑)
壁面全部を本棚にしたくて部屋の中央に机を配置しようとした私は全力で家族に止められました。
やだなぁ。本気なわけないじゃん!←(笑)
メフィストフェレス的な立ち回りかな?と思った式見だったけど、
意外とそうでもなくて。
で、スピンのタイトルが『天使の定理』。
あれ?悪魔と真逆……でもないか。表裏一体(笑)
楽しみ!
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