きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「匿名希望で立候補させて」海野幸 (キャラ文庫)
三人兄弟の間の拗れた関係の再構築と、彼らの隣人が抱き続けた想いの行方。
個人的には拗れに拗れた兄弟間の仲が解けていく様が読み応えあった。
困ったときに誰よりも親身になってくれるのが家族である一方で、
家族だからこそ見せたくない弱音って確かにある。
そんな時に寄りかかれるのは、弱った心をさりげなくフォローしてくれる他人。
何もかもに秀でたパーフェクトな人だと思われていた長男の
弱さと家族に対する想いにぐっときてしまったお借り本。
そしてあまりにも遅かった恋心に、このニブチンが!と金八先生風に。←世代が……(笑)
甘えるスキルをマスターした彼は最強だと思うわ。
「交換日記」と言うアイテムがとてもとても懐かしい。
手元に一冊も残っていないけど、誰かが持ってるのかな?
全部処分したりされちゃったりなのかな?
私が手元に残してある自筆のノートは
16歳の誕生日になぜか思い立ち、5~6年くらいつけ続けた読書ノート。
これは後生大事にとっておこうと思います。
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