きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「少年は神と愛を誓う」夜光花 (SHYノベルス)
どこまでも王らしい気質と性質のアーサー。
彼の選択はいつだって覇者の選択だ。
そんな彼が樹里に対してだけは大人げなかったり嫉妬心丸出しだったりするところが微笑ましい。
自分で考えて自分で行動できる樹里はとてもカッコイイ。
その行動力が招いた危機。
妖精王がとても大事なこと言ってましたよね?
絶体絶命の場面で登場したランスロット。
待ってました!と、とテンションが上がったけど、
以前とは違う彼の在り様に物悲しさがひしひしと……
それだけ彼の自責の念は大きいってことだよね。
樹里の母も巻きこまれ、いよいよクライマックスの次巻へ。
どっちが良いとか悪いとかではなく、それは個性だと思うんだけど。
このページ数にエピソードをギュギュっと凝縮させていながら
ハラハラドキドキしっぱなしで読ませる夜光さんの力量ってすごいと思うわ。
例えば栗本だったら同じ内容を展開するのに倍以上のページ数を使う気がする。
それが栗本の持ち味。
でも、上中下で終わらなくて完結編1・2・3と展開した某氏にはちょっと文句を言いたかったかった。
下巻なのに続くってどういうこと!?という私の雄叫び(笑)
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