きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「少年は神の子を宿す」夜光花 (SHYノベルス)
自らの意思でアーサーの元を去った樹里だったけれども。
やはり、己の意思で彼の元へ戻ることを決意する。
ところが、感動も台無しな樹里の勘違いも甚だしい雄叫びと、
何よりアーサーのケダモノ感満載な行為のおかげで
何だかコメディチックな再会に。
まぁ、それがとてもこの二人らしいと思えてしまうからいいのかな。
樹里と母、そしてガルダとモルガン。
二組の対照的な親子関係。
樹里と母がフランクでとてもいい関係なだけに、
愛情ではなく恐怖で雁字搦めにされているガルダがなんだか哀れ。
彼が欲するものが愛だってわかるだけに余計に。
最大の関心事はランスロットか懐妊か。
わくわくしながら次巻へ。
未来は変えられる。
そう信じられる意志と行動力ってとても尊い。
AKIRAの中の台詞で
「私たちにも選べる未来があるはずよ」というキヨコの言葉が私の胸には
ずっとずっと根付いているのです。
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